さて記念すべき一回目の記事は助川電気工業です。
最近の株価はというと、ジェットコースターの如く乱高下を繰り返しており、仕手株化してます。怖い!!!
こんな触るのが恐ろしい銘柄になってしまった助川電気工業ですが、「中の人」は3,440円で300株ほど購入しておりました。
すでに200株は売却済みで100株だけしか持っていないのですが、記事を書いている今現在でだいたい6,900円くらいなので、最高値から暴落したとはいっても2倍くらいにはなっております。
参考にした本
久しぶりに本格的な個別株投資なので、ちょっと勉強しようと思って参考にしたのが、この本『わが投資術 市場は誰に微笑むか』です。

読んでみて実際に参考になったのが以下です。
- 小型株中心、時価総額300億円以下
- 暴落時の株を買うのはリスクがなく、簡単だが恐怖心があるので、ちゃんとした仕事に就いていることがいい。
- 適正なPER
- ネットキャッシュ
伝説のサラリーマン投資家・清原達郎氏の本なのですが、投資の話よりも伝記に近いものでしたが、それでも参考になりました。特に仕事の話はサラリーマンには参考になりますね。
「ちゃんとした仕事につけ」とか、「起業や独立にしてもちょっとやりたい程度ならやめとけ」とかは、成功した昭和のおっちゃんに諭されている気分になります(笑)。
いざ、銘柄選びへ!!!
清原達郎氏の本を参考に、これまでの自分の投資ポリシーも加えて以下の条件で探すことにしました。
- 時価総額300億円以下
- 適正なPER
- ネットキャッシュ
- 割安なバリュー株
- 成長性がある分野か
- 増収増益か
まずは成長性ある分野ということで、AI銘柄を探したのですが、既に高く怖くて手が出せない状態でした、、、。
そこで次に考えたのが電力関連です。政治的にも原発が動くだろうと予想して、電力会社も考えたのですが、原発が動いてコストが安くなれば、電力会社は仕組み上は電気代を安く提供する必要があるので、利益の爆益が続くわけではないのと、時価総額が300億円以下ではないのでやめにしました。
じつは、ちょっと買ってたんですけど、株価が倍になるとは思えなかったので投資前に売ってしまいました。
核融合
電気関連でいろいろ調査していくうちに見つけたのが「核融合」です。30年後の技術だと30年前くらいから言われている、幻の技術であることには変わりないのですが。
いまはAIバブルです。
バブルはいつか弾けますが、バブルは、その過程で多くの利益を人類にもたらしてきました。インターネットバブルのときは「インターネットによって世界中の人々がネットでつながることができた」などなど。
バブルが弾ける時に多くの企業はなくなりますが、巨額のマネーによって最新の技術ができるのです。
ということで、AIバブルという巨額のマネーが「核融合」という幻の技術を完成させるのでは、という推測のもと銘柄選びです。
例に及ばず、また勉強。
『核エネルギー革命2030 核融合と4種の新型原子炉がひらく脱炭素新ビジネス』

ここで、目をつけたのが「助川電気工業」です。
助川電気工業の分析
ビジネスモデル
助川電気工業のビジネスモデルは、作ったものを売るという単純なものです。エネルギー関連に強みを持っていますが、決算書を読む限り、受注型で製品の製造も人の手によるものが大きいと思ったので、売上が一気に10倍になるということはまずないなぁと思ってました。大企業のように自動化がすすんでいるわけでもなく、ITサービスのように一気に売上がたつ企業でもない。
将来は明るい
ビジネスモデルから考えて一気に売上が伸びるとは思いませんでしたが、原発に関する事業が「福島第一原子力発電所事故」以降もしっかりとあるのは魅力的でした。
政府の原発に対するあまりにも遅い決断のせいで多くの企業が原発事業から撤退していたので、原発に関する人材がいるのは大きな強みです。
例え、核融合の中心的な企業にならなくとも、原発に関連する事業だけでも明るい将来があるので、割安であれば買って損はしないと思ったわけです。それに原発では日本は世界でも戦える企業が多いので輸出も期待できます!
最近の世論は自然にやさしいとされている太陽光発電ですが、現実は山々を破壊しているということが知られてきており、国土の狭い日本では原発しかないのでは、という意見もよく見るようになりました。あとは、物価高ですね。原発が動いているのは九州電力ですが、九州の電力料金は他の地域より安いです。
これが最近、地上波のテレビですら取り上げるようになったので、原発の再稼働と新規開発も近そうだなぁと思いました。
まぁまぁなキャッシュ!
ネットキャッシュは『わが投資術 市場は誰に微笑むか』を参考に計算してみました。
ネットキャッシュ=流動資産+(投資有価証券×70%)-負債
ネットキャッシュ比率=ネットキャッシュ÷時価総額

データはokuriru.comより取得。
直近の2024年だと約35億円ほどあり、1年で10億円以上も増えております。当時は時価総額が200億円程度だったので、35億円 ÷ 200億円 = 約17%。ネットキャッシュ比率でいうとまぁまぁといったところですが、負債がそれほど増えておらず、キャッシュだけ増えているので、今後はもっと高くなると予想しました。
割安な株価か?
投資当時は200億円程度でしたが、投資する身として一番大事なのは「割安なのか」、これが一番いつも迷うところです。いくら成長性があると思っても既に割高であれば買ってもしょうがないですし、できるのなら安全なマージンが期待できる金額で買いたいと思うもの。

上の表が「中の人」が投資する際に使用した指標になります。2025はあくまでも予想値ですが。
2024年の指標でもだいぶ安いですよね。ココで買いたかった!!!
そうは言っても購入時も株価は3,440円で、PERはちょっと高めで出ましたが(安全なマージンをとりたいのでだいぶ低い数字を当てているというのもあるのですが)、オーナー利益はそこそこあり、適正株価も200億円程度で割安だと判断しました。
いざ購入しようと300株か400株で迷い。ビビリ症候群が発症し、結局、300株だけ購入!
2030年に「核融合」ができるのではという期待もあるので、その時までは売らないぞという気持ちでした。
高市銘柄へ
そして買って数ヶ月で突然「高市銘柄」になった助川電気工業。もうここからはストップ高の連発で、訳がわからん状態になりました。
一時期は12,000円になっていまして、「2030年までホールドするんだ」という気持ちと「売りたい」気持ちが交錯する状態へ。
それから程なくして株価は急降下。ホールドするつもりでしたが、結局、9,000円で200株だけ売却しました。
心理的にこのジェットコースターに耐えられませんでした。とりあえず含み益の約100万円を利確して、100株だけを恩株にすることにしました。
最高値では「もっと上がるのでは」という欲望が出て、下がる時は「この利益が全部吹っ飛ぶのでは」という恐怖にかられたので、じつに心臓に悪い取引になりました(笑)。
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